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2009年 04月 29日
A Sneak Preview of Wolfram|Alpha http://www.youtube.com/watch?v=5TIOH80Qg7Q とうとうきた。Harvard Law SchoolでのWolfram自らが行ったWolfram|Alphaのデモのスニークプレビューである。ただ当該サービスの画面は出ないので、Wolframがひたすら説明するのを聞くだけだけれど。実際のサービスは5月にローンチするそうなので、楽しみはそのときまでとっておくことになりそう。 関係ないけれどWolframはThinkpadを使っているのか。また、ひと頃より随分痩せて健康そうな感じがする。 ▲
by yutakashino
| 2009-04-29 20:45
| Topic
2009年 04月 28日
昨年くらいから日本でよく話題になっていたものに、Fergusonの超有名な感染症伝播の空間シミュレーション(http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/16079797)を本歌として、新型インフルエンザ感染の空間シミュレーションを首都圏に適用したものがある。これは、国立感染症研究所の研究者が行った研究で、何度もテレビや新聞で報道されているようだし、首都圏の新型ウイルスのアウトブレイクに対する行動計画を策定する際の強い根拠になっている資料の一つだそうだ。
![]() http://www.mlit.go.jp/pri/adobaizari/pdf/16_No2Shiryou82.pdf しかし、これは実はインフルエンザウイルスとは全く異なった感染形態、つまり空気感染を行う家畜の口蹄疫をベースにシミュレーションを行っていたという意見もあるようだ。 http://newinfluenza.blog62.fc2.com/blog-entry-422.html 本当なのか…? -- 追記 -- この件について調べてみると、西浦さんからの指摘通り、両者のコミュニケーショントラブルであるという蓋然性が高いことが分かった。シミュレーションのベースになっている手法が、数理感染症学で使用されるものでないために正確なことはよく分からないが、Fergusonの論文がベースになっていたり、口蹄疫をモデルとしているわけではなさそうだ。その意味で、上記のブログエントリhttp://newinfluenza.blog62.fc2.com/blog-entry-422.htmlはミスインフォメーションであると思われる。 ▲
by yutakashino
| 2009-04-28 18:20
| Topic
2009年 04月 27日
豚インフルエンザ(H1N1 Swine Influenza Virus)でマスコミを中心に俄に大騒ぎの様相を呈しているが、それに煽られないようにしよう。なにせ何ヶ月もまえからエジプトやインドネシア、中国で鳥インフルエンザ(H5N1 Avian Influenza Virus)が問題になっていたのだが、日本のマスコミはほとんど報道しなかったのだから。煽りネタがきたからただ煽るだけなのだ。
煽られないためには正確な情報が必要だ。マスメディアやTwitterなんかを見ていては本質を見失う。これを避けるには、是非とも次のProMEDサイトにて一次情報に近い正確な情報に当たる必要がある。 http://promedmail.org/ Google Mapを利用して被害があった場所をマップする個人も出ていてTwitterなどで評判になっているけれど、やはりこれもきちんとしたProMED発表のものに触れていよう。 http://www.healthmap.org/promed/en こういう混乱が生じるとこれを機会に煽りまくって火事場泥棒をする輩が必ず現れるから、こういうときは自分で正確な情報を把握するように格別注意しなければならない。 ▲
by yutakashino
| 2009-04-27 15:17
| Topic
2009年 04月 25日
中国におけるラップ事情である。ライムとして表現する言語は何であるべきか、という中国ラッパーの熱い主張である。
http://www.youtube.com/watch?v=JsZPFAjWysA 標準語であるマンダリン派は、中国での標準語を用いれば広く人に伝えられるからマンダリンが一番だと言う。一方、広東語ネイティブは、自分のネイティブランゲージこそ「ソウル」を伝えられるから、マンダリンなんてダメで、ソウルランゲージを用いるべきだと主張する。更に、マンダリンや広東語に比べて圧倒的に使用人口が少ない昆明語ネイティブは、昆明もマンダリンも必要、状況に応じて使い分ければいいと話す。 これは面白い。個人的に思うのは、広東語は濁音の多いグアグア系の音が主体で、アクセントが強い言葉だから非常にパワーがあり、広東語は非常にラップ向きだということだ。ただし、ポップカルチャーとして広くメッセージを届かせるためには、マンダリンを使うべきという主張も納得できる。 翻って日本をみると、ラップに乗せる日本語は圧倒的に標準語だ。確かに関西弁のラップも存在するけれど、かなーりビミョウだ。ハッキリ言うと、聴いていて恥ずかしい。おそらく、標準語以外の方言はアクセントとしてのキレが悪すぎて、英語由来の強弱主体のアクセントが表現できず、パワー不足なんだろう。大阪弁の「もっとはよいわんかい」や「どないしますのん」や、鹿児島弁の「いらんこつすんな」や「びんたをうったくる」じゃラップにならないからなー。 ▲
by yutakashino
| 2009-04-25 23:13
| Music
2009年 04月 25日
The genius of capitalism, with your host, the Invisible Hand.
http://www.salon.com/comics/tomo/2009/03/24/tomo/index.html ![]() インビジブルハンドの再登場。相変わらずのTom Tomorrow節である。まあ、お約束ということで。 ▲
by yutakashino
| 2009-04-25 18:36
| Topic
2009年 04月 25日
"Guns, Germs, and Steel"で有名なJared Diamondがでっち上げ記事だそうだ。
http://io9.com/5226368/jared-diamond-sued-by-new-guinea-natives-for-crimes-of-anthropology ニューギニア人は未だに人類の原初的習慣を持ち続けているとし、具体例としてある部族間の残虐な闘争の模様を描いているのだが、そのような事実はないそうで、二人のニューギニア人から訴えられている。でっち上げとされている記事は2008年4月21日にThe New Yorkerに掲載された次のもの。 http://www.newyorker.com/reporting/2008/04/21/080421fa_fact_diamond?currentPage=all "Guns, Germs, and Steel"だって、いろいろな歴史家から事実に基づかない単なるお伽噺と言われ続けて久しいし、何年も前からJared Diamondは学者であることを辞めて単なる「作家」であるわけだから、仕方ないといえば仕方ないと個人的には思う出来事だ。 日本では未だに"Guns, Germs, and Steel"を持ち上げる人がいてビックリすることも多いのだが、まあインチキローマ史の塩野七生氏や、でっち上げ幕末・大正・昭和史の司馬遼太郎氏の「史観」を信じている人が多い国では、こちらも仕方ないことだと思う次第。 ▲
by yutakashino
| 2009-04-25 17:45
| Topic
2009年 04月 25日
アフリカ大陸のAIDS患者(なんと2千2百万人だ)を減らすために、あのEsther Duflo(http://econ-www.mit.edu/faculty/eduflo/)が合理的・科学的事実に基づいて提言を行っている。これはVox EUに掲載されたエッセイで、相変わらず切れ味鋭い。関連文献も含めて要チェックである。
AIDS prevention: Abstinence vs. risk reduction http://www.voxeu.org/index.php?q=node/3461 先日あったローマ教皇ベネディクト16世の、コンドームはエイズ予防に役立たないばかりか風紀を乱す発言から見て取れるように、カトリック教会のAIDSに対する対応は、自然な誕生を妨げるコンドームを敵視することと、教義に基づき自制とモラルを第一に考えるという、実践的な知恵にならない観念的なものだ。教会は自らのAIDSに対するカリキュラムをABCDと呼んでいる。 Abstain, Be faithful, use a Condom...or you Die (まず節制、次に信仰、そしてコンドーム、さもなければ死んじゃうよ) 教会にとっては、コンドームは最後のプライオリティである。Dufloはこの教会の方針を"risk avoidance"と言い、効果の少ないお題目になっているにすぎないと指摘する。それは、ABCDカリキュラムが効果をもたない事実があるからだ:ケニアの都市部でない地域にランダムで抽出して統計を取ったところ、ABCDカリキュラムを受けた群も受けてない群も、妊娠率に変わりはない。これはつまり節制や信仰などが効果がないことが示されているのだ。 Dufloは、"risk avoidance"ではなく、リスクを"reduction"する"risk-minimisation strategies"を採らなければいけないとする。それではDufloのいうrisk-minimisation strategiesとはどのようなモノかというと、 ・恋人は同世代の異性を選ぶようにする というものだ。これは教会のお題目教育と違い、プラクティカルに効く。ティーンエイジ女子の同世代の男子はAIDSの羅漢率が非常に低い。また、この世代はAIDS教育がきちんとしているので、男子も女子も事をいたす段になればコンドームを使う傾向がある。つまり、ティンエイジャー間の性交渉は、AIDSにかかりにくいのだ。それ以上に、この方策は現在アフリカで一番問題なっているAIDSの世代間感染を防げるのだ。現在アフリカ大陸では20代以上のAIDS感染率は非常に高い。そのAIDSに感染した大人が、ティーンの女子とエッチをしたがる(ロリコン傾向か?)ので、それが世代を跨いで伝染するのだ。15歳から19歳のティーンエイジ女子が同世代の男子に比べて5倍以上もAIDSに感染しているという事実は、これを示している。だから、ティーンの女子が同世代の異性とつきあうようにすれば、エッチはするだろうがAIDSには感染しないという算段だ。実際にこのプログラムは効果をあげていて、一年だけのオペレーションで妊娠率が5.5%から3.7%に低下し、大人との性交渉が67%も減ったそうだ。結局、これはつまりフィールド疫学の基本中の基本である、感染源を隔離し封じ込めるということに他ならないんだと思う。 この方策を継続的に推進するためには、 ・女子をできる限り学校にいかせる ことが必要だともDufloはいう。若い女子が学校に行って同世代の異性と触れ合うチャンスが多くなれば、同世代の異性とつきあうようになり、AIDSに感染した大人からの感染の機会が減る。そして、学業で忙しくなれば不用意にエッチをする機会も少なくなるし、なにより知識や技術が身につくから自分でお金を稼ぐ道が出てくるという可能性もあるのだ。そしてDufloが主張するのは、教会はこれらの公衆衛生の事実にこそ力とエネルギーを注ぐべきであるということと、上記の若い女子をできる限り学校に行かせる方策にこそ教会が関わるべきことであり、上記方策及びコンドームを利用することは、教会の教義と人道に一切逆らうことはない、と真っ当に主張しているのだ。 ▲
by yutakashino
| 2009-04-25 17:08
| Misc
2009年 04月 24日
以前のエントリ、
タミフルと異常行動の因果関係を巡る論争 http://kashino.exblog.jp/6906831/ でも怪しんだ、タミフルと異常行動の因果関係を巡る論争であるが、結局次のようになったようだ。 http://www.asahi.com/national/update/0420/TKY200904200302.html タミフル服用すると「異常行動1.5倍」 どうも厚労省で人事異動があって、やっと箝口令が解け、真実を話してもいいというようになったようだ。なんで科学的な事実が官僚の人事に左右されなきゃいけないんだ、本当にバカくせえ。傑作は、ゴミはゴミしか産まないという当たり前のことも話してよくなったことだ。 研究班は、医療機関からの報告にばらつきがあるなどの理由で、正確な解析が難しいとしており、広田班長は「タミフルと異常行動の関連性の有無を調べるには、研究の計画段階から疫学者を加えたより正確な調査が必要だ」と話している。 だから、上記の結論だって正しいかどうかなんてわかりゃしない。この事例から学ばなければいけない重要な教訓は、僕らは責任をとりたくないバ官僚が引き起こすハザードから常に自分達を守る必要があるのだ。もちろん、有能で責任感のある官僚の人たちもいるだろうから、全ての官僚を一緒くたにこき下ろしてはいけないけれど。 ただ、そのためにも官僚の人事と責任回避の因果関係を「疫学的」手法で調査する必要があるんじゃないのか。国民-官僚というプリンシパル-エージェント関係は、典型的な情報の非対称の関係であり、モラルハザードを生み出しやすい。だからこそ、役所の「説明責任」や申し開きのためにも、疫学風の人事-責任回避関係の調査をするべきだろう思うのだけれど。それとも、既に内部では無責任のアウトブレイクが起きていて、そのことを白日の下に晒されちゃうのはツライのでムリだとか? ▲
by yutakashino
| 2009-04-24 10:10
| Topic
2009年 04月 20日
![]() なな、なんとOracleがSunを買収か! http://blogs.zdnet.com/Gardner/?p=2903 なるほどね、こうきたか。Sunもプレスリリース出しているから、既に合意したディールのようだ。 http://www.sun.com/aboutsun/media/presskits/2009-0420/index.jsp まあ、Bill Joyも実質的に離れて久しいし、Scott McNealyさえCEOを離れてからすっかり大人しくなっちゃたしで、SunのSunたるアイデンティティが無くなっていたしね。これでJavaもMySQLもOpenOfficeもOracleの傘下にはいったというわけだ。そういえば、OracleはBerkley DBもpeoplesoftも持っているじゃないか。じゃあOracleは次にはJBossをもっているredhatを買収だ。それでOS, DB, 言語, アプリケーションフレームワーク, そしてWebサービスのロイヤルストレートフラッシュになる、というのが冗談に思えない昨今だ。 結局最後は、MS, Oracle, Adobe, Apple, GoogleそしてAmazonになっちゃったな。そういえば、サンノゼ周辺かシアトル周辺で作られるソフトウェアを元にして、世界の仕組みのかなりの部分が動いているのか。まあ、もっと基底にあるC/C++そして GNUの各ツールを勘定にいれると、それはそれで全く違う絵になるか。 -- 追記 -- そういえば、OracleはOSとしてMiracle Linuxを持っていたね。あまりにマイナーなんですっかり忘れていた。 ▲
by yutakashino
| 2009-04-20 23:00
| Topic
2009年 04月 19日
![]() http://www.imf.org/external/pubs/ft/weo/2009/01/index.htm IMFが発表する2009年版の世界経済のアウトルックである。4月に発表されたのは3章と4章で、3章は過去の不況と現在の不況を比較する章で、4章は新興国での不況の影響を述べた章で、どちらもとてもわかりやすい。 ビックリすることに、各章をサマリして結論を述べてくれる動画(Windows Mediaだけれど…)があり、報告書を読む前にアウトルックを速攻で掴むことができるのだ。アウトルックのアウトルックは動画で!こいつはすばらしい。 特に3章は過去の経済危機と現在の経済危機を比較・分析した結論の上に、IMFの立場を強調したものとなっていて読み応えのあるものになっている。それによると、まずなにより金融部門のコンフィデンスを回復させることが必要で、そのために通貨、財政、金融の各政策を「コーディネーション」することが必要なのだが、過去の不況をみても回復は弱々しくゆっくりしたものになるということだそうだ。 ▲
by yutakashino
| 2009-04-19 11:53
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