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2005年 11月 27日
![]() 国家の品格 正直に告白すると、この本は罵倒するためにわざわざ購入したのだが、その気を起きなくさせるほど予想以上にヒドかったので、ある意味負けたカンジだ。 主張は、日本を欧米に対して自慢できる国にするために、旧制中学的エリート集団だとか情緒だとか国語だとか新渡戸的「武士道精神」の復活が必要だというもの。 個人的な欧米(特にイギリス)に対するインフェリオリティコンプレックスを国家に拡大解釈し、それを解消するために、髪の薄く…あっ違った、根拠の薄くかつ実現可能性が限りなくない妄言を吐き散らす。…もうハゲしくバカかと。 主張だけでなく各論もトンデモのオンパレードである。例えば、「論理」だけでは世界が破綻するという章では、デリバティブは大変な危機だ、デリバティブは確率微分方程式を用いているから論理の権化だ、だから論理が世界を破綻させるんだ、という具合。あのさー、デリバティブ「理論」は背景として確率微分方程式論という数学理論をもっているけどさー、デリバティブ「商品」は純粋に経済的な欲望からでたもんでしょ?「商品」と危機は関連性があるけれど、「理論」と危機はあまり関連性がないでしょ?どうして論理が世界を破綻させるのかワケわかんない。というか、ぶっちゃけ、こんな嘘を吐く人間(ハゲ)自体がよっぽどの危機だよ。…もうハゲしくアホかと。 なによりも、国家の品格を言う前に、国立大学の教授という完全に安泰な立場から床屋談義(まあ髪の毛がきになるんだろうな)を放談するという手前の態度、そしてそれ以上にハゲを覆い隠す手前のバーコードヘアーは武士道にもとる「卑怯な」行為なのでやめろよと。ハゲは品格のあるハゲとして誇りをもってそのままなほうがよっぽど新渡戸的武士道だよ(っていうかさ、新渡戸的武士道なんてただのフェアリーテイルであって、人類史上一度も実現したこと無いのはなぜか考えたことあるのかよ)。いっそのこと、武士らしく髷を結ったら?頭頂がハゲてても大丈夫じゃん。悪いことは言わないから、まずは「ハゲの品格」からはじめろよ。次は「オヤジ臭の品格」だな。大きなことを言うのは、それらが済んでからだ。 前々から本業の業績はよくわからなかったのだが、自分の出生(新田次郎の息子)だとか欧米に留学していたことだとかを超自慢エッセイに書きまくり、天才数学者大好きで、そのオレ流解釈自伝を書いているというビミョーな人物だったのだが、やはり髪の毛以外にも「キテイタ」ということで。 まあ、この本の冒頭にある次の引用が、この本のこれ以上ない解釈だということは、間違いない。 いちばん身近で見ている女房に言わせると、私の話の半分は誤りと勘違い、 残り半分は誇張と大風呂敷とのことです。 いずれにしろ、ハゲしくおススメできない代物だ。 ▲
by yutakashino
| 2005-11-27 21:59
| Book
2005年 11月 24日
![]() 反社会学の不埒な研究報告 相変わらずの風刺と諧謔、そして正しい統計リテラシー・真っ当な調査スキルは衰えず、今回もかっ飛ばしています。 世の中で信じられている社会常識の一部が、単なる統計の読み間違いだとか、論理的に破綻したただの妄信であることを軽妙な文体で諧謔的に示したエッセイ。風刺のターゲットになるのは、社会学とか経済学に関する犯罪統計だとか少子化だとか社会調査に関するものである。 一つ一つのエッセイは大変かるい文体で書かれているが、データをきちんと調べているために調査には結構時間がかかっているだろう。ヤヤもすると固く告発しがちになる主題を、軽妙に面白く読ませてしまう大変な文才がこの著者にはあると思う。ただ、オチをおもしろくするために、最後に貶められることになる権威あるマスコミや学者や良識ある一般市民のネタ設定が多少強引に感じられることもあるが、まあこれは愛嬌だろう。またインチキイタリア人キャラもネタとして素直に笑ってあげよう。 ![]() 前回は一部で大人気のここのサイトをまとめて書籍化したものだったが、今回は日経ビズテクに連載したものを中心に出版したもの。 いちいち解説するのも野暮ったいので、先のWebサイトでもいいし、本を購入してもいいいし、まずは読んでみることをおすすめ。初めての人は、刮目しますよ。 ▲
by yutakashino
| 2005-11-24 08:40
| Book
2005年 11月 23日
ええと、今回はジェットラグがどうも抜けなくて、一部の関係者の皆様にはご迷惑をおかけしています。
現在の状況では、基本17:00過ぎたら眠たくて、物事をよく覚えていませんので、もしも何か大事なことを申し伝えることがあるときは4:00から10:00の間でお願いします。ちなみに、21:00には完全に寝ております。 ▲
by yutakashino
| 2005-11-23 09:13
| Log
2005年 11月 21日
![]() 写真はアラスカのユーコンあたりを飛んでいるときに撮ったもの。下にユーコン川が見える。 26時間かかって帰ってまいりました。 今回の旅行はトランジット時間がかなりタイトで、行きでは完全に乗り遅れてしまい、次の便を乗らざるえなかった(荷物だけ先にWashington DCに到着)。帰りも完全に乗り遅れていたのだが、タマタマ成田行きの便の出発が1時間半遅れたのでどうにか間に合ったのだ。もうこんな旅程はヤメテクレー。それにしても帰りのトランジットのJFK空港はデカすぎ。乗り遅れるということでかなりあせって、いたるところを走り回ったが、あまりのデカさに頭にくるほど。 ![]() 帰りの機内では、先日買ったHotel Rwandaを見る。いやもう号泣…。人の寝静まった機内で一人で号泣ですよ。 この映画は、ルワンダ大虐殺(ラジオに煽られたフツ族の民間人がツチ族をあたりかまわず虐殺した事件)の中で1200人以上の命を救ったホテル支配人の実話を元に製作された映画である。フツ族出身である主人公Paulは首都にある一流外資系ホテルの支配人。妻がツチ族であるという複雑な関係にあり、事態が悪化するにつれ、家族・親類への危機が訪れる。その危機を回避するのは、Paulが今まで仕事で培って信頼を得てきた政府・軍隊・民間会社のVIPに対する交友関係と、若干のウイットしかない。ホテルはしだいにツチ族の難民キャンプになっていくなか、それでも彼はホテルマンとしてのプロフェッショナリズムを忘れない…。Don Cheadleの演技がすごすぎ。プロとしての矜持、家族愛、人間の狂気、絶望、希望、もう言葉では言い切れません。人類必見ですよ。日本でも来年には公開されるそうです。 ▲
by yutakashino
| 2005-11-21 12:46
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2005年 11月 19日
![]() 終わったー! すべてのセッションが終了しました。今回はかなり成果があったのだ!これもJim師匠、Garyアニキ、BenjiセンセーをはじめとするZCのかたがたと、ImprovaのJacob, P-WaveのBobのおかげです。皆さん本当にありがとー。スッゴクおもしろかったー。またやりましょう! ▲
by yutakashino
| 2005-11-19 08:54
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2005年 11月 19日
![]() 今回のSprintに参加してくださったJim師匠以外のZCのハッカーたちです。 最初の写真はGaryアニキ。2才のBrownと5ヶ月のAdamの二人の子供とパチリ。子供がカワイすぎ。このちいさな二人がこんな巨体とデカ声になるかと思うと、一種生物の神秘を感じてしまう。Garyアニキは、異色の経歴を持っている。なんと、90年代はクラッシック音楽のパスバリトンの歌手としてNYを中心として活躍して、さまざまなオペラへの出演や、声楽教育を行っていた人物。大変よい声を持っていて、声量もすごい。笑うと部屋がゆれるほどである。奥さんも声楽家。しかし、全米を回る旅生活のため奥さんと一緒の時間をすごせないことから、キャリアチェンジして、エンジニアに。いまでも休日は音楽活動をしているそうで、来月はスメタナの歌をリサイタルで歌うそう。もちろん、Python/Zopeに対する造詣も深く、しかもジェントルマンである。 ![]() 次は、Benjiセンセー。Benjiはとてもモデストなキャラで超ナイスガイなZCの人気者です。誰もが(もちろん僕たちも)Benjiのことが大好きで、Jim師匠などはBenjiと話すときは目が細そまる。ギャグのタイミングも絶妙で、とても話がうまい。すぐにお腹がすくらしく、お昼近くになると"Are you guys ready for lunch?"なんて誘いにきてくれます。もちろんZope/Pythonに対するテクもすごく、しかもviの超達人でいろいろ技を教わりました。赤ちゃんがいるお父さんでもあります。でも、車がスッゲー汚い。中はごみだらけ、外は塗装が剥げて錆びだらけ。しかーし、ナイスなのでぜんぜんオッケー。 ▲
by yutakashino
| 2005-11-19 08:49
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2005年 11月 18日
![]() 写真はホテルの横のファーストフード店に止まっている従業員のHammer。毎朝眺めるたびに、頭ワルイな車だとつくづく思ってしまう。USでは$30,000から買えるとはいえ、そもそもファーストフードのバイトがHammerにのってていいのかよ、という実存的な疑問に突き当たる日々です。 今日はSprintメンバー、皆静かにコーディングに集中していました。こういう日は充実感がある。 ランチはChipotle Mexican Grillのテイクアウトでブリトー。チキンとライスとメキシカンな野菜、チリソースでこれもウマー。Jim師匠の話によると、なんとここはMcDonald所有なんですよね。えーマックかよ。でもウマイので許す。 ああ、ところでこまつクンは「やっちゃう」タイプであることが判明しました。いま、ここに発表します。今朝もいつもと同じようにZCに出勤したわけですが、Sprintの部屋に着いて、いそいそとノートパソコン等を用意し、さあ始めようというときにこまつクン: 「ああ、スミマセン。ホテルにノートパソコン忘れてしまいました。キーボードとマウスと電源は持ってきたのですけれど…」 「…それぢゃあ仕事できないぢゃん」 というわけで、ホテルに取りに帰りました。Happy Hacking Keybordを忘れなかったのはサスガというかんじだが…。どうせならHHKにノートパソコン組み込んではどうでしょ。それなら忘れないでしょ? Thanks Givingが近いこともあって、アメリカ人は早く帰りたがり今日は比較的早く作業がおわりました。ということで、Wal-Martである。ここのWal-Martは猟銃はもちろん、タイヤから、おもちゃからDVDから文房具から、家電から、洋服から、食料品から、医薬品までなんでも売っている。しかも、飛行機の格納庫みたいな平屋建てで天井まで届く棚にたくさんの商品が陳列されている。コマツくんが一言: 「ホントに消費大国ですね」 そうなんですよ。日本人は、自分たちが爪に灯をともして稼いだ金を、アメリカに投資する、その金をアメリカ人がバカみたいに消費する、というアメリカ君必勝パターンがあるんだよ。ヤツラのオニ消費の源泉は、俺らの「はたらけど はたらけど猶 わが生活 楽にならざり ぢっと手を見る」的労働によってるものなんだよー、と言ったら言い過ぎですかね。 と言うわけで日本人男児の私としましても、アメリカ人にアヤカリタイということで、以下のDVDを衝動買い。 Sideways Hotel Rwanda どれも$13程度。うーん、安すぎ。 ▲
by yutakashino
| 2005-11-18 12:56
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2005年 11月 17日
![]() 写真はZCの建物が昔靴工場だったときの名残の滑車である。 今日のランチはZCメンバとピザランチ。馬鹿話で盛り上がる。 リアルハッカーのTim PetersやFred L. Drakeの会話が面白すぎ。技術もすごいけど、人間もすごいわけですよ。 ▲
by yutakashino
| 2005-11-17 12:55
| Log
2005年 11月 16日
今日のランチはSoup and Tacoに。ここは名前のとおりスープとタコスの店で、ブラックビーンのスープとチキンのタコス、ビーフのタコスをいただきました!ここもアタリ!店内もオッサレーで、The Beach BoysのPet Soundsが流れる気持ちのいい空間でした。
いや、ヤバイっすよ、Fredericksburg。これで本屋が充実してたら、完全住めるじゃないですか。 ▲
by yutakashino
| 2005-11-16 12:36
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2005年 11月 15日
![]() 写真は今回のホテルの部屋です。 Sprintも6日目となると、結構キツクなるわけですよ。特に週明けは… 今日のランチはCastiglia's Italian Restaurant & Pizzeriaに。ををーここもウマイ!ここはイタリア人がやってる店で、自分の今までの体験としてこのレベルのフォカッチャは初めてですよ。頼んだのはチキンとスピニッチとモッツァレラのフォカッチャ。大満足! ▲
by yutakashino
| 2005-11-15 12:20
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