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2009年 07月 01日
Priced to sell
http://www.newyorker.com/arts/critics/books/2009/07/06/090706crbo_books_gladwell?printable=true Malcom GladwellのThe New Yorkerの最新エッセイである。あの米国のモッチーとも言うべきIT煽り屋で、データの捏造によりインチキLong Tail理論を振り回し一世を風靡した、Wiredの編集長Chris Andersonの新著"Free: The Future of a Radical Price"のブックレビューである。 レビュー対象の本はこれ: Free: The Future of a Radical Price http://www.amazon.com/dp/1401322905 前著の"The Long Tail"を僕がかなり好意的にレビューしたのはここ: http://kashino.exblog.jp/3918125/ Andersonのこの本は一週間後に発売である。レビューの詳細はGladwellのエッセイを読んでもらいたいのだが、相変わらずの根拠なき煽りと一面だけの事実を吹きまくりらしい。前著"The Long Tail"で展開していた、情報化社会により情報の価格が無料に近づくために、新たなビジネスモデルや人間の展開が生まれるってな主張を、最近のUSで新聞がダメになった話だとか、Youtubeの無料モデルだとか、原子力により電気代が無料に近づくってな事例を提示して説明しているらしい。 この人、相変わらずだよな。自分が強調したい物事の一面だけを捉えて煽る芸風は変わっていないよ。例えばThe Long Tailのときには、本のショッピングサイトはリアル本屋とちがって実物を扱うことが少なくなるから、管理するコストがゼロに近くなるなんてことを吹いていたけれど、実際にはその情報を取り扱うシステムを面倒みるにはありえないほどの膨大な手間と金がかかっている、という事実を無視しているのだ。だからこそ、Amazonはその膨大な手間とランニングコストを逆手にとって、自分の巨大システム他人に時間貸しするビジネスをAmazon Web Serviceでやっているのだ。 今回の本でも、エココンシャスの高まりをドライブとして原子力が隆盛し、それにより電力が無料に近づくなんて吹いているらしいけれど、実際の電力の95%以上が送電コストと安全コストだ、という事実を隠蔽化しているのだ。ほんと、議論するのもアホらしいな。 どうしてこういった煽り屋はUSもJPも居なくならないのかな。物事が理解できないほど頭が悪いんだったら本なぞ書くなよと言いたいし、物事が分かった上でホラを吹くのならば倫理的に問題ある人格ということでやはり本を書くなよと言いたい。この本の邦訳がでたら日本でも煽り屋や煽り屋体質の人たちが「ネットの本質は情報が無料であることなのだ!」なんて騒ぐのだろうな。アホラシ。 この本は僕はパスですな、完全に。
by yutakashino
| 2009-07-01 21:08
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