Palestinian Astrophysicist in US Recounts How His 11-Year-Old Son Died When Israeli Warplanes Bombed His Family’s House
非常に質の高いレポートで評価が高いリベラル系動画ニュースサイト、Democracy Now!にあったニュースエピソードである。
http://www.democracynow.org/2009/1/16/palestinian_father_in_us_recounts_how
イスラエル軍が戦闘を行っているガザでは、爆撃が毎日のように行われている。そして、そのミサイル攻撃に巻き込まれて、パレスチナ人でVirginia-Techの宇宙物理学者Suleiman Barakaの11歳になる長男が死亡したのだ。その悲劇を父親が静かな怒りを込めて語る様をみて、なんとも言えない戦争への怒りが沸いてくるとともに、同い年の子供を持つ父親として、心が痛くなった。なぜ、僕らはこんなバカなことばかりを繰り返すのだろう。なんで、血で血を洗う報復の連鎖を断ち切れないのだろう。
しかし自分を省みてみると、もしも自分がBarakaと同じ立場に追いやられたら、報復することだけが鎮魂の手段となるかもしれないということにも思い当たる。どうにも上手く表現できない感情だけが、グルグルと腹と頭を巡ってしまうだけで、言葉が出てこない。