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2008年 04月 07日
中央線の横揺れが最近激しいように感じる。 最近、中央線は車両がほぼすべて新型E233系に置き換わったのである。しかし、どうもその233系の横揺れ加減は旧型車両である201系より大きい気がする。確かに縦方向の揺れは201系に比べ格段にないのだが、横方向の揺れがあるスレッシュフォールドを超えると、逆に大きいように感じる。そういきなり横に大きく揺れる気がするのだ。まあ、すべて感覚によるタワゴトかもしれないのだが。 なぜそんなことを気にするかというと、僕はたいてい通勤電車では、紙と鉛筆で計算しているか、鉛筆で線を引きながら本を読んでいるか、iPodでアメリカのドラマを観ているかのどれかなのだが、233系になってから数式なんて書いてられないほど揺れるのだ。201系のときはつり革などほとんど持たなくても平気だったのだが、最近はつり革がなかったらすっ飛ばされる。もちろん三鷹以西を高架工事中で、レールを仮架設している状態だからその区間は揺れるのかもしれないが、問題は高円寺から新宿という工事区間でないところでも揺れるのだ。 わざわざ横揺れの大きな車両を新型車両として投入するわけないし、Webを検索するとE233系にはヨーダンパも装着されているようだ。すると、次の仮説が思い浮かぶ。新型車両のほうが旧型よりも揺れを制御する能力が高い。しかし、それは人間を含んだ系でみた制御ではないから、人間の感じる横揺れの感覚はむしろ大きくなるのではないか。すなわち、旧型車両では横揺れをあまり制御出来ないことから、まんべんなく揺れを人間に伝える。そしてその小さな揺れがあるために、人間の体がある程度の揺れの予測を無意識に行い、大きな揺れがきてもその揺れを補償する動きをとることができる。その一方で、新型車両は小さい揺れを抑えるようにできているが、逆に小さな揺れを抑えてしまうから人間の体の方で揺れの予測が出来ず、大きな揺れが来ると人間が対応できないのではないか。 このことから、もう一歩推測すると、JRが車両の設計に用いた人間モデルは、人間の形をした剛体としてのマネキンに振動センサをつけたものではないか。それだと振動センサが取得した振幅の時系列グラフの積分値が最小になる設計をしてやればよい。しかし、本当の人間は剛体ではなく、常に周りの環境をアクティブにセンシングをし、バランスが崩れるとアクティブに補償行為を行う生物である。そういうモデルでは、いかにセンシングに大事な情報を積極的に伝えて、予測をさせ補償行為を正確に出させるか、というのがベストの設計である。つまり、やたらに振動を抑えることはむしろダメな設計なのだ。 まあ、理屈はさておいても、電車ではムチャクチャ集中できるだけに、このままの横揺れのままだと嫌だなあ。
by yutakashino
| 2008-04-07 22:10
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