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2008年 02月 24日
自分のチームメンバーやパートナー企業の方には最近話していることだが、WebサービスだとかSOAだとかコンシューマークラウドだとかSNSだとかステキなWebフレームワークを使って云々だとかそういったWeb系バズシステムからは、最近距離を置くようになっている。自分たちの興味がWebブラウザで行うサービスに対してすっかり薄れてしまったのだ。だからスクリプト言語もWebフレームワークも使う機会を減らそうとしている。
実際に僕自身が現在関わっているアプリはC++で書かれているのだ。最近ではLinuxのライブラリが超充実しているので、Pythonで書こうがC++で書こうがそれほどコード量に違いがあるわけではないことを感じる。確かに結構なビルドの時間が必要だから開発のターンアラウンドは落ちるが、それ以上に実行速度は段違いだ。だからチックなアプリケーションフレームワークやスクリプト言語を使う理由が薄れつつあるのだ。またPythonなどのスクリプト言語は皆が使うようになって新奇性が無くなったのも、自分たちでスクリプト言語を利用するインセンティブが下がっていることの理由の一つだ。 そもそも翻ってみると、そもそもWeb系のサービスを自分たちがわざわざ苦労してやるようなものだろうか、それができたからといって企画屋の一発芸以上の効果があるだろうか、なんてことを考えてしまうのだ。背景として、世の中の人達はあまりにYahoo!やGoogleやそういったWebサービスに慣れてしまって、そのレベルのサービスを提供しないとなかなか満足しないが、お金はその1/10000も使いたくないと思っている現状もある。それだったら、そんなのYahoo!やGoogleやFaceBookに任せておけばいいじゃないか、なんてことを考えてしまうのだ。もちろん大手サービスができないニッチを目指していくという方向があるのは理解する。でも、それをやってもおそらく自分たちにとっての解決にはならないだろう。つまり、自分達は苦労している割にはすでにコモディティと化していることばかり実装するので楽しくないし、お客さんも大手のWebサービスを使うよりは楽しくないしお金もかかる。そう、なぜ皆が楽しくないことをやり続けるのか、という根本的な疑問を感じたのだ。 幸いなことにいろいろな幸運に恵まれて次のタネが育ちつつある。まだまだキチンと業務として回るのは時間がかかりそうだけれども、いろいろな歯車がかみ合わさって来たことは大変喜ばしいと思う。
by yutakashino
| 2008-02-24 13:53
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