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2007年 11月 05日
風邪を引いてしまった。各方面の方々にはご迷惑をお掛けしまして、申し訳ありません。だいぶ調子が良くなったので、明日には回復する予定です。
ところで、現在自宅で使用しているマシンはSony VAIO PCG-TR5PSですでに3年4ヶ月ほど使っている。Windows XPも安定しているし、最近のマシンパワーを見比べると数値演算が半分くらいの速度であること以外は、あまり不満がない。ただいろいろな箇所にソニータイマーが発動しているようで、周辺機能が少しずつ壊れている。まず、組み込みのCCDカメラがダメになった。次にメモリスティックが機能しなくなった。数週間くらいまえは二つあるUSBのうちの一つが反応しなくなった。さらに時計を保持する内部電池がダメになったのでスリープするたびに時間が狂う。バッテリーも1時間は持たないし、イヤホンジャックもなんだか調子が悪い。そうなのである。このように周辺機能がやられてきたらそろそろマシンの買い換え時機なのだ。例えソニー製であったとしても日本製のマシンはゆっくりと周辺から壊れていくから危機への対処ができる。 現在買い換えの候補をさがしているのだが、その自腹での買い換え候補としてAppleも入っている。もしもAppleのマシンを自腹で購入するとなると6年ぶりである。しかし、いままでAppleにはどれだけ痛い目にあったことか。最近でも、仕事場で使っていたiMacが昇天してしまわれたが、原因はいきなり電源が壊れて起動しなくなったのだ。わずか2年半程度の使用しかしていないのにである。仕方ないので中にあるディスクをUSBのケースに移植してサルベージしなければならない。こんな経験は二度三度ではない。Zope Japanのときに前任者が購入したそれなりの数のApple製品があるのだが、2年半の間に2/3がすでに故障して修理済みだ。しかも、マザーボードが逝く、HDDが飛ぶ、電源が壊れる等の致命的な壊れ方である。なぜApple製品はいきなり本質的な機能から先に壊れてしまうのだ?ただ、僕が持っているApple製品のうちいまだに完動するものもあるのは事実である。PowerBook2400である。あ、そういえばこれは日本IBMが作ったモノだ。うーん…。 コマツくんに言わせると、Apple製品にはいつ壊れるかわからないリスクがあるからこそ、ローカルディスクを信用しない、商用アプリのようなライセンスのためにマシンのマイグレーションの大変なアプリを使用しないなど、きちんとディザスターへの備えをするようになり、だからこそApple製品を使う価値があるのだそうだ。でも、これってロジカルにはMacを使用する理由には一つもなっていない。 昨年半ばから今年初めくらいにかけてWeb系エンジニアの間でMacの使用が大流行し、MacBookやiMacを利用しているApple初心者がたくさんいる。そろそろAppleタイマーが働くころだと思うので、彼らをStumbling on Happinessのいう人間の想像能力の欠陥を補完する「代理人」として、その状況を見据えた上で次のマシン購入の指針にしようと思っている。
by yutakashino
| 2007-11-05 21:27
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