結構な時間を費やして、いろいろなリソースを犠牲にして、努力したのにもかかわらず、全く成果がでないことがある。結果として、知識やスキルの獲得にも、金銭としても全くペイしないような場合である。普段はポジティブな人間でも、こんなときはさすがに落ち込んでしまう。結果的に労力が水の泡になるような努力を「
徒労力」とでも名付けたくなってしまう。
大抵うまくいかないのは、時間がない急場の仕事にも関わらず、結果を自分でコントロールできないケースのような気がする。このような仕事に絡む度に激しく後悔するのだが、半年くらい経つとどうしても同じようなタイプの仕事を引き受けざるを得ない立場にいたりする。定期的に徒労力を発揮する場面が避けられないのだ。
でも、もう徒労力はたくさんである。そう、多少のタイムディレイはあってもいいが、やはり努力すれば努力しただけの成果が得られる仕事を選ぶことができる立場にならないといけないと、今回ばかりは強く思った。
まったく、この二週間の労力が徒労にしかならないなんて…