ゲーム理論を読みとく-戦略的理性の批判
はっきりいって、バカ本、トンデモ本である。読む価値なし。それなりにキチンと読んだ自分がなさけない。
ひたすら進化ゲームまでのゲーム理論のオレ流お勉強ノートが書いてあるかと思うと、ゲーム理論には「知性」がはいってない、とか「遊び」が入ってないとか、「暴力」が記述できないとかわけわかんない記述のオンパレード。最初はギャグかと思った。広松渉(うー旧漢字の広がでない)の「理論」を引いてきて、社会科学に出てくる微分方程式による記述方法は錯覚だなんていったり、マイケル・ルイスのバカ本「ニューニューシング」を持ってきて、ジム・クラークは遊びがあって戦略的思考なんてしてないけど、成功してるぜなんてアホな主張をしたりする。論旨もメチャクチャ。芸もなく、面白みもない。ある意味書籍界の「映画デビルマン」。
こんなの書いてしまって、恥ずかしくないのか?