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2010年 04月 17日
起業する前からのメインの業務が、Linux上のシステム開発やシステムコンサルティングだったので、インタフェースとなるマシンはsshができればよく、たまたまAppleのMacを使ってきた。もう2年くらいかな。もともとがMac OSの開発者だったので、そんなに違和感なかったし、Windowsによる開発を業務としていたときも、色々な機会で使わないときがなかった。BSDベースのOSだし、Linuxで動作するアプリは大体はDarwin上に存在するし、その割には日本語入力が全く問題ないしで、普段触るメインマシンをMacにしているのは、たしかに非常に便利である。そう、プログラムをしたり、研究開発したり、統計計算したり、数値計算をしたりするには。
しかし、その考えも考え直さないといけないと思っているのが最近である。現在、ようやく起業した本来の目的を果たせる体制になったので、そちらに一部の業務を移行する模索をしている最中なのだが、そちらの業務はまだレベニュー的に問題がある。つまり、その業務の近未来の一番問題はコストなのだ。とにかく、Appleはハードもソフトも高い、高すぎる。今は少人数かつ別業務を兼務しながらなので、大きなインパクトはないのだが、規模が大きくなっていき、それ専門の人材を雇うようになると、これはコスト構造としてどうよと、かなり戦々恐々としている。 例えば、今度の業務はそれなりのインテンシブな計算リソースを必要とするのだが、その計算機について、最低要件のハードウェアだけでもApple Storeで買うと¥305,000なり。モニタは入っていない。なんだよ、なんで¥300,000超えるんだ。固定資産になっちゃうじゃないか。 http://gyazo.com/75909d90d196bb05d3559e8b2067ad95.png ほぼ同じスペックのものをHPダイレクトで買うと¥110,000なり。こちらもモニタはなし。 http://gyazo.com/3d274daaf3f776b11ed9ba3fa33e48c2.png 3倍近くも違うのだ!これはハードウェアだけでない。ソフトウェアもAppleのものを買うと、¥100,000を超える。一方でWindows上で動作するもっと高機能なソフトが ¥60,000程度だ。低機能なのに、Appleのほうが1.6倍も高い。そして、今度の業務は将来的にこういった速く容量のあるマシンがそれなりの台数必要になるのだ。そのときにWindowsならば、Macより2.3倍も多くの台数のマシンとソフトウェアを購入できる。さらに、この単体マシン以外にSANなどの共有ストレージを導入するにしても、Appleとその他のOSではコストが何倍も違う。もちろん、人件費と組み合わせた最適解を考慮しなければならないのだろうが、それにしても減価償却資産としてこんなにもコストが違うのでは、最初から考える余地がないというのも事実だ。 少人数でやっているうちは、モチベーションのほうを優先してAppleでもいいかなと思うのだが、人数が増えていくと、このコストはバカにならない。3倍のコストがかかるAppleのマシンを使っているからその分3倍稼げるか、といわれても絶対無理だと思う。 もちろん、AppleのMac OS Xに関連する製品の値段が高いのは、Mac OS X上での競争のない寡占状態をAppleが保ち続けていることにあり、それを実現しているのはそのブランド力とデザインセンスに群がる熱心なユーザー達であるのは言うまでもない。しかし、会社の数字を管理する立場から見ると、人が作ったブランドとかデザインとかいう、そんなボヤボヤしたものに自分たちの金を払うなんてあり得ない、と思うのが正直なところだ。どうしてもApple製品を使いたいのならば、邪魔はしないから自分の金で買え、ということを僕も感じてきた。 現状までのところは、ソフトウェア開発をMacのマシンをインタフェースとして行ってきた延長線上として、いろいろなソフトウェアや機材をMacのマシンに最適化するように購入してしまい、それを元にしたワークフローを作っている最中だ。しかし、ここで、Appleにロックインしてしまうと、本来は自分たちのものになるべき貴重なキャッシュを、素敵なモノリシックなステンレス筐体のデザイン代や、開梱するのさえ楽しむことのできるパッケージング代としてクパチーノに払うハメになり、それはどう考えても真っ平御免である。なにより、あんなに金を溢れるように持っている連中を更にまた一層金持ちにしてやらなければいけないことに敗北感で一杯になる。ただ、一方で既に購入してしまい、使用法を苦労して取得した機材やソフトウェア群をこのままヤフオクに売り払ったり、ムダにするのも忍びなく思っている。まあ、経済学的には後者のものはサンクコストとして取り扱い、合理的な判断をするべきだということで既に結論はきまっているのだろうけれど。いずれにしろ、そろそろ決断をしなければならない時が来ているので、悩ましいばかりなのである。
by yutakashino
| 2010-04-17 00:37
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