地元である三鷹の八幡神社の例大祭に参加して神輿を担いだ。宮出しから宮入りまで神輿を担いでいたので、現在肩と足がとんでもないことになっている。
三鷹八幡の例大祭はマニアには知る人ぞ知る祭りで、担ぐ神輿としては日本最重量級の神輿が出るのだ。写真は宮出しのときの一宮で普通の大きさだが、午後に担いだその最重量の二宮の重さには死ぬかと思った。役得で花棒も担がせてもらったのだが、先頭で担ぐと2分くらいしか持たない。若い人も年配の人も狂ったように担ぐしかない状況で大変だった。今年は何のトラブルもケンカもなく、最後まで雄壮な神輿になってとても良かったと思う。
なによりもこういった地元のイベントは、普段と違う経験をもたらす。普段の僕の交友関係は、プログラマだったりジャーナリストだったり法曹関係だったり企業や大学に所属する研究者だったりと比較的インテリ層が多いのだが、こういう地元の祭りだと全くそういう人種でない、商店街の人だとか鳶の人だとかアチラの本職の方だとかと共に過ごすのだ。そして、これが何にも代え難い自分のルーツになってきているような気がする。
来年も元気で神輿を担げるようにしたいと思った。