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2004年 07月 04日
例の試験勉強をする過程で、試験範囲のひとつだと考えられていた論理パズルをしたわけであるが、とてもはまってしまい、関連本を8冊ほど終わらせるほど入れ込んでしまった。しかし、今年の出題はなかったので、結果的には徒労だった。それでも、今まで知らなかったところにとても広い世界があることがわかり感動した。 論理パズルの基本問題は「マッチング問題」という、複数の問題条件に合うように、矛盾のない属性の組み合わせ決定するものだ。この基本から始まり、難易度をあげるためには、組み合わせのときにインデックスとなる数字操作をしなければマッチング問題に落ちないようにしたり、条件に嘘つきを混ぜて拘束条件を曖昧にするような工夫がある。ここに出題の巧拙が表れる。 この論理パズルという分野にも作家がいて、その中の第一人者である小野田博一さんの本はどれもすばらしく、かなりの確率ですばらしい問題に出会える。すばらしい問題とは、簡単すぎず、単純な問題設定の中でも、かなり深い推論を必要とする問題で、小野田さんはそういった問題を作るのがとてもうまい。小野田さんの著書の中でお勧めは次の三冊: ・小野田博一、面白くてやめられない論理パズル、中経出版 ・小野田博一、新作論理パズル77、講談社ブルーバックス ・小野田博一、論理思考力を鍛える本―問題演習、日本実業出版社。 まあ、自分を内省してみても、論理パズルができることと、日常の言動が論理的であることの相関係数が1に近いなんて口が裂けてもいえず、論理パズルができるようになっても、実利的になにかメリットがあるわけでもない。しかし、難しい問題が解けたときの爽快感はなんともいえず、サッカーでゴールを決めたときに喜びのパフォーマンスを行う気持ちがよくわかるのだ。
by yutakashino
| 2004-07-04 21:30
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