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2007年 06月 14日
最近時間がないこととモチベーションが低いことで、なかなかブログの読書感想を書く気分にならず、読んだ本のほとんどを読みっぱなしにしているし、並行して読んでいる最中の本が貯まる一方なので、忘れないように短評をメモ代わりに書くことにする。
生物の社会進化 ロバート トリヴァース ああ、これは面白すぎだ。進化生物学がこんなに面白いとは、なんでもっと早く知らなかったんだろう。血縁選択(淘汰)の基礎からはじまり、親子関係、子への親の投資理論、性選択(淘汰)、性比にわたるまで、動物・昆虫はおろか植物に至るまでの豊富な実例がこれでもかと示され、クリアカットな仮説が提示される。特に最後の2章、協力の進化,だましと自己欺瞞については、目から鱗が落ちまくりである。 ホワイトヘッド「過程と実在」 みすずから最近復刊していた。こちらのほうが、松籟社のものより訳が好きだな、高いけれど。で、10年くらい前に読んだときにわからなかった、アクチュアルエンティティが、年を取って少しわかった気になる。述語になって主語にならないやつなんだと。 Collected Works of A.M. Turing : Morphogenesis TuringのCollected WorksのMorphogenesisを扱った一巻。いままで、興味はあったが何となく深淵なカンジがして積ん読状態だったものを見かけて、一つのペーパーを読む。これは微分方程式の応用教科書みたいだ。結構わかりやすい。ただ、読む側に化学と植物の知識があまりに欠けているので、本当に内容がつかめているかわからないけれど。 Introduction to Fuctional Programming using Haskell scond ed. 現在、チームで輪講中のもの。わかりやすい。かなりいい加減だった自分の関数型プログラミングの知識が、リビルドできることを期待している。 金と芸術 なぜアーティストは貧乏なのか アムステルダム大学の経済学者なのに、アーティストであるという著者が書く、アートにまつわる評判と名誉を巡る金の話。金の話といっても、芸術作品がいくらで、という話だけでなく、アーティストの生活費だとか、アーティスト間の格差だとか、アーティストやアート業界を支える政府・大企業の話だとか、金とアーティストのモチベーションの話だとかというように、アート業界全体を概括するような多岐に渡る金の話である。本の構成は、かなりインティミットな実体験ストーリーと、若干ハスに構えた分析的な論説が交互にくる形で、アート業界のホンネとタテマエの構造が浮かび上がるようになっている。内容には関係ないが、この本の装丁はスゴイ。この価格(¥3,570)でこの装丁で出して採算とれるのかが心配になる。 日本人の足を速くする 為末 大 「侍ハードラー」こと為末大さんの、身体論および戦略論である。イチローでも中田英寿でも北島康介でもない、きちんと文章の書ける、ビジネス戦略を自分で展開できる世界的アスリートの登場だ。キーワードは早熟の才能と挫折+自分発見物語+自主独立の戦略家+日本人てなところですね。日本人が、足が速くなるための身体的工夫が写真入りで書いてあったりして、面白い。オススメ。 「ニッポンの社会」入門 日本語が得意で、銭湯が好きなオックスフォード出のジャーナリストが描く、日本語と日本の魅力とそしてそれらにまつわる齟齬を記した体験記。なかなか面白かった。 300 フランク・ミラーのスパルタ軍の漢(オトコ)の物語だが…。絵は相変わらずスゴイのだが、いかんせん舞台設定とストーリーがなー。裸で闘うなよなとか、食事を含めた兵站はどうするんだよ、とかいろいろ違和感が…。
by yutakashino
| 2007-06-14 13:00
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